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2008年 05月 02日

ケヤキ天板製作にあたって

先日ケヤキ耳付板(当店在庫品)の加工を注文いただきました。
概ね加工(両面プレーナー+サンダー・耳研磨)1週間、塗装1週間でお願いしています。
加工はスムーズに仕上がり塗装所に持って行く事ができました。
塗装所は常時塗装している内装材・造作材の合間に、このような単発の天板などを塗装してもらっています。
ケヤキ天板製作にあたって_c0050900_2016854.jpgケヤキ天板製作にあたって_c0050900_20162487.jpg
















左の写真は加工後の写真で、右の写真は塗装後の写真です。
しかし残念ながら完成の写真ではありません。木口が塗られてありません。
なぜ塗らなかったか?それはちょっとした事から起こりました。加工後少しでも割れを防ごうと木口に養生テープを貼ります。
通常だと納期も遅れず塗装してもらえるので木口テープも取ってヌードの状態で塗装所に出します(梱包はしますが)。
しかし今回連休前で大変混んでいると聞いていましたので、もしかしたら納期が延びるかと思い、木口テープを貼ったまま梱包して出しました。
言わなくてもわかると思い、そのままにして忘れていました。案の定、中々やってもらえず納期が遅れて、やっとできたと言う事で引き取ってきましたら、木口の養生テープを貼ったまま塗装してありました。そのため、また塗装所に持って行く事になり、納期がまた延びてしまいました。
先方に言わせるとテープが貼ってあったので何かをはめるようにするのかと思った、と言う事で塗らなかったそうです。細かい事でも書面や声に出してでも伝えないと伝わらない事があります。天板の表・裏についても、こちらでは当然こちらが表だと思っても、わかりにくいものなど、裏を仕上げてしまった事もあります。人は勝手な思い込みをしがちですので、トラブルを無くすためにも、くどいと言われても依頼書に書くなど、注意を怠らないようにしなくてはいけないとあらためて思いました。今回はお客様に大部待っていただきました、申し訳ございませんでした。
加工所・塗装所等、仕事が多い時期には間違いや勘違いが起きやすいです。今回は私の反省も兼ねて、あえて載せてみました。

by kakuhon | 2008-05-02 21:00 | 家具


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